「Maru-Jan」麻雀入門!





  麻雀が4人でやるゲームだってくらいは知ってるわよね?
  うん、それくらいは
  じゃあ、まずは麻雀で使う「牌」を紹介するわね




萬子(マンズ)
一萬 二萬 三萬 四萬 五萬 六萬 七萬 八萬 九萬
(イーマン) (リャンマン) (サンマン) (スーマン) (ウーマン) (ローマン) (チーマン) (パーマン) (キューマン)

筒子(ピンズ)
一筒
二筒 三筒 四筒 五筒 六筒 七筒 八筒 九筒
(イーピン) (リャンピン) (サンピン) (スーピン) (ウーピン) (ローピン) (チーピン) (パーピン) (キューピン)

索子(ソウズ)
一索
二索 三索 四索 五索 六索 七索 八索 九索
(イーソウ) (リャンソウ) (サンソウ) (スーソウ) (ウーソウ) (ローソウ) (チーソウ) (パーソウ) (キューソウ)

風牌(カゼハイ) 三元牌(サンゲンパイ)
(トン) (ナン) 西(シャー) (ペー) (ハク) (ハツ) (チュン)

一般的に麻雀では数字を下記の様に読むのよ
1(イー)、2(リャン)、3(サン)、4(スー)、5(ウー)、6(ロー)、7(チー)、8(パー)、9(キュー)


  こんなふうに、牌は「萬子(マンズ)」「筒子(ピンズ)」「索子(ソウズ)」
  って言う1〜9までの数の書いてある牌が27種類と、
  「風牌(カゼハイ)」「三元牌(サンゲンパイ)」って言う
  字の書いた牌が7種類、
  合わせて34種類あって、それが各4枚づつで合計136枚あるわ
  多いよ。ボクこんなに覚えられないよ…
  やってれば段々覚えるわよ
  呼び方だって別に自分の好きなように呼んどけばいいんだし
  まぁ、今は絵柄だけ見て「こんなのがある」って知っとけば充分よ



  でね、4人がそれぞれ14枚の手牌(テハイ)を
  3枚組を4つ、2枚組を1つ
  に組み合わせて得点を競うの
  こんな感じね



┏ 3枚組 ┓ ┏ 3枚組 ┓ ┏ 3枚組 ┓ ┏ 3枚組 ┓ 2枚組

図の様に同じ種類の牌なら、連番になる「一萬二萬三萬」や、
同じ牌が3つの「四筒四筒四筒」の様な形でもいいのよ


正しい組み合わせ例

    



こんな場合は、3枚組にならないから注意!

    


  でも一番早く「役」を作った人だけが得点になるから、
  まぁ「役」を作る速さを競うゲーム、って言い換えてもいいわね
  ふぅん「速さは強さ」か。どっかの暗殺者みたいだね
  ………そう言うことは余り口にしない方が身のためよ



  自分でやると面倒くさい事も色々あるんだけど、
  まぁそーゆー事はコンピューターが全部やってくれるわ

  ゲームスタートするととりあえず勝手に自分の前に
  牌が配られるわ、それが「手牌」
  で、残りの積んである牌が「山牌」ね





  ふむふむ。それから?
  で、配り終わって自分の番が来たら、「山牌」から1枚取ってきて、
  それから自分の「手牌」の中の要らない牌を1枚選んで捨てるの
  そしたら自分の番でまた「山牌」から1枚補充されるから、
  そしたらまた「手牌」から1枚捨てる、と
  それの繰り返しよ。

  
  ※牌譜(動画)を再生するには「Maru-Jan」が必要です。 インストール(無料)はこちら
  そうして「役」を作っていって、
  積んである「山牌」が規定数なくなる前に「役」の完成を目指す訳ね
  で、誰かが「役」をあがったら一局、つまり1ゲーム終了
  次のゲームへ進むの
  ふぅん。でも誰もあがれなかったら?
  (意外といいところに気が付くわね)
  その時は「流局」と言ってそのゲームは引き分けになるわ
  あとゲームを進めていく内に誰かの点数がゼロを下回っちゃうと、
  その時は「トビ」って言ってそこでゲーム終了ね
  …じゃあ、「東風戦」とか「東南戦」とか言うのは?
  まぁ、試合数みたいなもんね
  「東風戦」なら「東一局」から「東四局」まで、
  「親」がメンバーを1周する間ゲームが続くって事

  こんなイメージね↓





  なるほど
  「親」ってのは何?
  んー
  つまりそのゲームで最初に順番が回ってくる人のことよ
  それが4人の間を順に一周するわけね
  ちなみに、親は他の人の1.5倍点数が入るわ
   ふーん、すげえ
  で「東南戦」なら「東一局」から「東四局」に加えて、
  「南一局」「南四局」まで、その「親」がメンバーを2周するまで
  続くって事ね
  もちろん、その間に誰かがゼロ点以下になって「トビ」になっちゃうと
  そこで終了になるんだけど
  負けたらどっかにトブって、まるで出世争いみたいだね!
  ………(やな子供…)