日本初、オンライン麻雀が脳の認知機能に
良い影響を与える可能性について学会で発表

オンライン麻雀「Maru-Jan」を運営している株式会社シグナルトークが制作した、
日本初の認知機能を測るwebサービス「脳測」を使用した脳の認知機能に関する研究結果に
ついて、日本早期認知症学会での日本生体医工学会との共催セッションにおいて、
レデックス認知研究所所長五藤博義先生による日本で初めての学会発表が行われました。

Maru-Jan × 脳測

研究はオンライン麻雀「Maru-Jan」を日常的にプレイされている男女「484人」を対象に、
脳の認知機能との相関関係について2013年5月~7月に検証を行い、
下記3項目で年齢が高くなるほどテスト結果の数値が良い事を確認しました。
「視覚性注意力(物事を処理する際に、視覚情報に注意をする能力)」
「短期記憶(短期間保持される記憶で約20秒間保持される)」
「エピソード記憶(宣言的記憶の一部であり、イベントの記憶)」

一方で、従来、リアル麻雀の効能として言われておりました、
「ワーキングメモリ(情報を一時的に保ちながら操作するための構造や過程を指す構想概念)」
については、今回の検証では相関関係が見られず、
一般の方と同じく加齢とともに数値は低下いたしました。

年齢別の検証結果における「Maru-Jan」との相関関係

年齢別の検証結果で「Maru-Jan」と相関関係があった点(1)

「Maru-Jan」をプレイされている方は低下せずに上向き傾向

図1:年齢別の「視覚性注意力」と「短期記憶」の測定テスト結果

上図「図1」のように「視覚性注意力」「短期記憶」を測定するテストで、
通常の認知機能の測定では、加齢と比例して数値が低下しますが、
「Maru-Jan」をプレイされている方は低下せずに上向き傾向となりました。

「Maru-Jan」をプレイされている方は
「視覚性注意力」と「短期記憶」が優れていました。

年齢別の検証結果で「Maru-Jan」と相関関係があった点(2)

「Maru-Jan」をプレイされている方は低下せずに上向き傾向

図2:年齢別の「エピソード記憶」の測定テスト結果

上図「図2」のように「エピソード記憶」を測定するテストで、
通常の認知機能の測定では、加齢と比例して数値が低下しますが、
「Maru-Jan」をプレイされている方は、低下せずに上向き傾向となりました。

「Maru-Jan」をプレイされている方は
「エピソード記憶」が優れていました。

年齢別の検証結果で「Maru-Jan」と相関関係がなかった点(3)

「Maru-Jan」をプレイされている方も一般の方と同じく
加齢とともに低下

図3:年齢別の「ワーキングメモリ」の測定テスト結果

上図「図3」のように「ワーキングメモリ」については、従来、リアル麻雀の
効能として言われておりましたが、今回の検証では、相関関係が見られず
一般の方と同じく加齢とともに数値は低下いたしました。

「Maru-Jan」をプレイされている方の
「ワーキングメモリ」は一般の方と同様でした。

今回の検証は、脳測で4種類の認知機能に関するテストを2度行っていただき、
そのテスト結果を年齢別(35歳以上5歳区切り)に分析を行っております。
(※1回目と2回目の間は4週間以上の期間をあけて実施)

また、検証対象者にアンケートでご回答いただいた「睡眠時間」「酒量」
「運動量」などの項目別にも分析を行い、「Maru-Jan」利用は睡眠、
酒量の多寡よりも認知機能に良い影響を与える可能性も分かりました。

「Maru-Jan」のプレイは認知機能に
とても良い影響を与える可能性があることが分かりました。

本検証結果の注意点

  • ・あくまでもオンライン麻雀「Maru-Jan」での検証結果であり、リアルな麻雀、
    ならびにその他麻雀ゲームでは別途検証が必要です。
  • ・今回の検証結果は、相関関係についての可能性を示したものであり、
    因果関係については別途検証が必要です。
  • ・本発表は専門分野の先生方にご協力いただいた検証結果をもとに
    株式会社シグナルトークにて一部の項目をピックアップした内容となります。

「Maru-Jan」と脳の認知機能についての「年齢別」分析

■本検証にご協力いただいた先生方
  • ・レデックス認知研究所
    所長 五藤博義(ごとう ひろよし)様 (高齢者向け能力開発コンテンツの企画、開発等)
  • ・橋本高次脳機能研究所
    リハビリテーション医 橋本圭司(はしもと けいじ)先生 (認知機能障害の調査、研究等)
■実施テスト内容
  • ・テスト1:「視覚探索」は「視覚性注意力」と「短期記憶」を主に測るテスト。
  • ・テスト2:「フラッシュライト」は「ワーキングメモリ」を主に測るテスト。
  • ・テスト3:「ストーリー」は「エピソード記憶」「短期記憶」を主に測るテスト。
  • ・テスト4:「ルート99」は「遂行機能」を主に測るテスト。
  • ※先行する2度の調査により、テスト1~4の信頼性は検証されている。
■結果
  • ・テスト1「視覚探索」、テスト3「ストーリー」の得点は、1回目および2回目とも
    年齢と有意に正の相関を示している。
  • ・テスト2「フラッシュライト」の得点は、1回目および2回目とも負の相関を示している。
  • ・テスト4「ルート99」は年齢と相関していない。
■解釈
  • ・テスト1、テスト3の結果から年齢が高いほど、「視覚性注意力」「短期記憶」
    「エピソード記憶」が高いことが示唆される。
  • ・テスト2の結果から年齢が高いほど、「ワーキングメモリ」が低いことが示唆される。
  • ・テスト4の結果から年齢と「遂行機能」は関係ないことが示唆される。

「Maru-Jan」と脳の認知機能についての「属性別」分析

■本検証にご協力いただいた先生方
  • ・レデックス認知研究所
    所長 五藤博義様 (高齢者向け能力開発コンテンツの企画、開発等)
  • ・青山学院大学 教育人間科学部
    教授 樋田大二郎(ひだ だいじろう)先生 (教育社会学、学校教育学等)
■アンケート項目
  • ・睡眠時間、運動頻度、酒量、疾患、職種の5項目。
■結果
  • ・アンケート項目別に分析を行ったが、全体が一つの
    クラスタ(同一の傾向を持つ人の集団)という結果になった。
  • ・脳測の課題の得点が、全体よりも相対的に差がある属性があった。
    ※「解釈」にて説明。
■解釈
  • ・睡眠時間、4時間の人(24人)は注意力が上昇した。
  • ・睡眠時間、8時間の人(50人)は計画力が上昇した。
  • ・酒量、週に1~6本を飲む人(137人)はワーキングメモリが低い傾向にあったが、
    その他の1本未満、7本以上の人ではあまり影響がなかった。
  • ・運動頻度、週に3~4回の人(58人)は注意力と計画力が高く、ワーキングメモリが低い。
    半数を占める、運動をしていない人(233人)は計画力がやや低い傾向にあった。

本検証を終えての総括

総括:レデックス認知研究所 所長 五藤博義 様

東京大学教育学部卒。ベネッセコーポレーションで、教材やデジタルコンテンツの
研究開発に携わった後、独立。認知症予防や発達障害児の認知機能の改善について
医師や教師等と一緒に研究を行っている。ソーシャルカンファレンス大賞(2011)を受賞。
これまでに認知機能の分野などで、「認知神経科学」や「Jikeikai Medical Journal」などに
計20以上の論文執筆、学会発表の経歴を持つ。

■「Maru-Jan」のお客様は注意力、記憶力が高い
橋本氏の報告が示す通り、年齢と注意、エピソード記憶には相関があった。
一般的に言えば高齢になれば経験値の影響を除けば、認知機能は低下傾向を示すものである。
それが高齢になればなるほど(いいかえれば「Maru-Jan」を続ける期間が長ければ長いほど)
注意力、記憶力が高まる、というのは極めて特異な結果だといえよう。
■「Maru-Jan」利用は、睡眠、酒量の多寡よりも認知機能に強い影響を与える
アンケート項目にある、睡眠、運動、酒量は、認知症のなりやすさと関係があることが
他の調査で分かっている。ところが、今回の樋田氏の報告では、認知機能と関係があるのが
運動のみであった。一般的には睡眠も酒量も、適度が認知機能の維持、改善に好影響を
与えるとされているが、今回はどちらもあまり影響を与えていない。

「Maru-Jan」をしていることの特異性は、他の生活習慣よりも強く認知機能の維持、
改善に関係があるといえるのかもしれない。

今回の調査は、対照群(「Maru-Jan」をしない人)が存在せず、「Maru-Jan」と認知機能の
関係を直接、明らかにすることはできなかった。ただ、「Maru-Jan」をしている人たちが
年齢にかかわらず、注意力と記憶力という社会生活に極めて重要な認知機能を高く
保っていることを示すことができたのは有意義であったと考える。

用語解説

【視覚性注意力】
  • ・視覚性注意力とは物事を処理(作業)する際に、視覚情報に注意をする能力です。
    運転中、歩道で子供が遊んでいるので、飛び出してくるかもしれないなど、
    見た目でわかることに影響します。
【短期記憶】
  • ・短期記憶とは短期間保持される記憶で約20秒間保持されます。
    また、5つ~9つの情報しか保持できないと言われています。
    電話帳から実際に電話番号を入力する時などに影響をします。
【ワーキングメモリ】
  • ・ワーキングメモリとは情報を一時的に保ちながら操作するための構造や
    過程を指す構成概念です。作業記憶、作動記憶とも呼ばれます。
    買い物を頼まれた時に、何を買ってくるかを覚えておくような場合に影響します。
【エピソード記憶(できごと記憶)】
  • ・エピソード記憶とは宣言的記憶の一部であり、イベント(事象)の記憶です。
    エピソード記憶には時間や場所、その時の感情が含まれます。
    (感情は記憶の質に影響します)
    いつ、だれと、何をしたなど、過去のできごとを覚えておく力に影響します。
【遂行機能】
  • ・計画を立て、状況を把握して柔軟に対応するなど、目標を達成するまでの行動を指します。
    料理をする時に、もうすぐご飯が炊けるから、そろそろお味噌汁を温めようなど、
    計画力や行動力に影響します。

「脳測」(のうそく)について

パソコンを使用し、web上で脳の認知機能を手軽に測定し、体温計や血圧計のように、脳の
認知機能を数字で知ることができるサービスです。実効性が証明されたテストを使用しています。

公式ホームページ:http://nosoku.jp

オンライン麻雀「Maru-Jan」について

今年10周年を迎えた会員数70万人以上のユーザー対戦型オンライン麻雀ゲームで、
1ゲーム毎に課金の完全有料サービスです。
また8月から、タッチ感覚で簡単にプレイできる「Maru-Jan for iPad」の
サービスを開始いたしました。

【概要】
ジャンル :高級オンライン麻雀ゲーム
公式ホームページ http://www.maru-jan.com
発売日 :2004年4月26日
料金 :東風1戦 80ポイント(80円相当)
東南1戦 150ポイント(150円相当)
三麻1戦 100ポイント(100円相当)
プロリーグ1戦 200ポイント(200円相当)
※1位の人は無料でゲーム続行が可能
※Maru-Jan for iPadでは購入料金が異なります。
対応機種 :Windows PC、iPad、iPhone
※動作環境や推奨スペックについての詳細は
公式ホームページをご覧ください。
Maru-Jan for iPad 紹介ページ http://www.maru-jan.com/mobile/

麻雀ゲーム「Maru-Jan」を試してみる

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