東1局 | 0本場 | 南家 3巡目 | |
持ち点25000点 | トップ目25000点 |
わしは 切りを推すぞい。
まず、この手牌をメンツ手のイーシャンテンと考えると、雀頭候補は か
(
)となり、
か
(
)を切れば余剰牌のない形にとることができる。
しかしその場合、カン という苦しい形が残ってしまうことになるじゃろう。
そうではなく、 の形を、
と
の受け入れのある1メンツ+1雀頭の候補と見て、
もしくは
を切って手広い形に受けるという手がある。
テンパイまでではなく和了までの速度を重視して、この形を実質リャンシャンテンと捉える、ということじゃ。
さて、 と
のどちらが勝るかという問題じゃが、これは正直好みの問題もあり、難しいところじゃ。
切りは二盃口の可能性が残るものの、その場合は結局カン
に頼らざるを得ず、
を引いてしまったら和了率だけでなく打点も著しく下がってしまう。
を早めに切ってしまうと、リーチをかけた時に、必然的に
での出和了率が高くなってくることも考えておくべきじゃな。
切りの
の受け入れであれば、
の受け入れもあり、タンヤオの可能性がぐっと大きくなるというわけじゃ。
マックス打点を追うのではなく和了時の平均打点を高めること、テンパイ率ではなく和了率を高めること、と考えれば、自ずと 切りが浮かび上がってくるじゃろう。
目の前の形やシャンテン数に囚われるのではなく、構想力をもって手牌を眺めてみると、これまでとは違った打牌も選択肢に入ってくるかもしれんぞい。
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