東2局 | 0本場 | 東家 5巡目 | |
持ち点23500点 | トップ目26500点 |
わしは 切りを推すぞい。
好形のイーシャンテンにを引いたことにより、打点の保証までついた形じゃ。
このようにそれなりの打点の保証がある場合は、打点と受け入れ、テンパイ時の待ちのバランスが最も優秀な打牌を選択するのがコツじゃ。
ピンズのという部分は、確かに待ちになった時に強いのじゃが、
この形を残す、
、
切りはテンパイする牌が7種24枚となる。
そして、裏ドラなどの不確定要素を考慮しないあがり時の打点の内訳は、
リーチ・ピンフ・赤の5800点
リーチ・タンヤオ・赤の7700点
リーチ・タンヤオ・ピンフ・赤の12000点
となる。
一方、切りは12種38牌となり、
打点の内訳は、
リーチのみの2000点
リーチ・タンヤオ・赤の7700点
リーチ・タンヤオ・ピンフ・赤の12000点
となるな。
リーチのみの2000点があるならは切らないほうがいいのでは?と思う人もおるかもしれんが、
早い巡目でを引いてもそのままツモ切ってしまえばいいのじゃ。
しかも、を切っても将来フリテンになることがないのも大きいのう。
を抜いても
切りはテンパイの受け入れ枚数が11種34牌と多い上、打点も最低7700点からとなる。
よって今回の牌姿の場合は、
・タンヤオと赤の2飜を確保
・テンパイへの受け入れ枚数が最大化
・テンパイ時に良形が確定
という3点において切りが最もバランスよく加点できる打牌と言えるのじゃ。
しかし、のような暗刻+隣の1枚の形が待ちになった時に強いのは事実じゃ。
なので、もし今回の牌姿がのようにタンヤオが確定する場合であれば、
、
、
を切って受け入れ枚数を減らしてでもあがり率を上げる打牌をするのじゃ。
最良の結果だけ追うのではなく、バランスを考えるというのは麻雀だけでなく人生においても同じことが言えるかもしれんのう。
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