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麻雀力向上委員会
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第44回
議題
他家の動向を探る
ぐぬぬ。
リーチの現物を切ったら他家のホンイツに刺さってしまいました。
でもリーチには打ちたくないしなぁ…。
全員に注意するのって難しいわよね。
泰造君、筒子さん。
その放銃は、手出し・ツモ切りを見ていたら避けられたと思うよ。
むむ!そうなんですか?
では、その局を一緒に振り返ってみようか。
下家の捨て牌に注目していくよ。
赤〇印がついた牌はツモ切り、その他は手出しだよ。
下家の捨て牌に何か特徴的なところはあるかな?
手出しで
の対子落としがされているわ。
をポンして打
、そのあと
も手出しされているのね。
ピンズの対子とソーズのリャンメンを切っている…。
そうか、ここでマンズのホンイツを狙っているかもってなるんですね!
その通り!
さらに下家はリーチに危険牌の
を押している。ホンイツでテンパイしていてもおかしくない状況なんだ。
ドラの
も見えていないし、マンズのホンイツだとすると高そうだわ。
そうだね。
なのでこの局面ではマンズには手をかけず、
を切るのがおススメだよ。
捨て牌に1枚切れていて、単騎待ちにしか当たらないからね。
なるほど…!
放銃回避できていそうだなぁ。
同じ捨て牌でも
、
が手出しかツモ切りかでホンイツの可能性が大きく変わってくるんだ。
今回のように手出しされている場合は、マンズのホンイツに向かった可能性が高くなるんだよ。
手出し・ツモ切りを見ずに捨て牌の印象で決めちゃうことがよくあるから気をつけるわ。
わかりました!
僕は難しい手牌読みができないので、手出し・ツモ切りを見てもな…と思っていましたが、チェックした方が断然お得ですね。
そう、手出し・ツモ切りを見ると他家の動向が探りやすくなるからね。
全部を覚えるのは難しいかもしれないけれど、まずは今回のように対子落としやリャンメン落としなど、特徴的な手出しを把握できるようにしよう。
特に鳴いていると手牌が短くなる分、手牌構成が見えやすいから、少しずつトライしてみてね。
結論
・手出し・ツモ切りを見て他家の動向を探ろう。
・対子落としやリャンメン落としなど、
特徴的な手出しを中心に見よう。
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