神様の麻雀『何切る?』

第六十二問

3 0本場 東家 3巡目
持ち点18000 トップ目32500
ドラ
北
わしは麻雀の神様じゃ。
まだ寒い日が続いており、
春の陽気が待ち遠しい頃じゃな。
今回の問題は、形を優先するか
三色同順の手順を残すかが
悩ましい牌姿じゃな。
では、わしの解説を参考に
振り返ってみるのじゃ。
神様の解説

わしは二筒切りを推すぞい。

二筒切りは雀頭候補を三筒三筒に定め、六筒五索六索七索八索部分に2メンツを求める一打じゃな。

二筒三筒三筒の形から対子固定することに抵抗があるかもしれんが、678の三色同順を追いつつ、一手進んだイーシャンテン時に無駄のない形にとれるのがメリットじゃ。

この手は三色同順になるときにはタンヤオも確定し高打点が狙えるため、3巡目ならば積極的に狙っていきたいのう。

さて、他の打牌候補も考えてみるぞい。

六筒切り

形に素直な選択じゃが、二筒切りと比較してピンフのみになる可能性が上がり、この手材料かつ点棒がない親番の選択としては少しもったいない気がするのう。

打点よりも局消化を優先したい時には良い選択じゃな。

七萬切り

三色同順と五索六索七索八索の横伸びの両方を見て、一旦リャンメンを固定しておく一打じゃな。

確かに七萬を切っても三色同順を狙う上でロスする牌はなく、六萬九萬五索八索を引いたときには良形のイーシャンテンにとれるのじゃが、その他の一手進む牌を引いたときの形がどれも二筒切りに劣るのじゃ。

七萬三筒引きによるタンヤオの可能性もまだ捨てたくはないしのう。

五索切り

三色同順をかなり強く見た一打じゃな。

この選択は次に六萬六筒周りの牌を引いたときには十分な形のイーシャンテンにとれるのじゃが、五索六索七索八索の4連形がなくなるため受け入れが狭くなり、テンパイ率が下がってしまうのがデメリットなのじゃ。

もちろん高打点は狙っていきたいが、親の先制テンパイは強いからのう。

打牌候補同士を比較し、バランスの良い選択ができるよう精進していくのじゃ!

この教訓を活かしてゲームを開始する!!
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