東1局 | 0本場 | 東家 3巡目 | |
持ち点25000点 | トップ目25000点 |
わしは切りをオススメするぞい。
この手で誰しもが意識する手役は456の三色同順じゃな。
切りは最も受け入れ枚数が多いイーシャンテンとなり、
・
・
を引くと高め三色のテンパイになるので、
一見切りが良さそうに見えるが、高め三色でテンパイする枚数に関しては
切りと変わらないのじゃ。
受け入れ枚数以外では、を引いたときに
切りの場合は
待ちに受けることになるが、
切りの場合は
か
で待ちを選べるというメリットがあるのう。
ただ、その点に関しても、三色となる高めの枚数は待ちだと
の3枚、
待ちだと
の2枚で、
待ちの方が三色にはなりやすいのじゃ。
待ちだと平和はつかないのじゃが、ドラのない手牌であれば三色がついて高打点になる確率が高い方を選びたいところじゃ。
ちなみに、早い巡目で三色が崩れるを引いたときには、
を切ってテンパイを外す選択も有力なのじゃが、
そのときも切りは
引きだけでなく、
引きでも三色を見据えられる分、
切りの形の方が優勢じゃな。
●切りの場合
●切りの場合
そう考えると、を引いた時に
待ちにもできるという
切りのメリットは少し弱く感じてしまうのう。
切りのメリットとしては、三色のイーシャンテンには受けつつ、
筒子や索子が伸びたときの形も優秀というのがあるのじゃ。
ツモを例に挙げて考えてみるぞい。
●切りの場合
↓(切り)
●切りの場合
↓(切り)
切りでも筒子が伸びたときにメンタンピンにはなるんじゃが、
切りの場合、それに加えて三色の可能性を残すことができるんじゃ。
あとはや
を引いた形も
切りに軍配が上がるのう。
●ツモの場合
・切り
↓(切り)
・切り
↓(切り)
●ツモの場合
・切り
↓(切り)
・切り
↓(切り)
その他の選択肢として切りもあるのう。
切りはタンヤオを確定させつつ、
と
の比較で挙げた
、
や
引きといった高打点への変化にも対応できる点で有力な一打じゃな。
・ツモ
・ツモ
・ツモ
ただ、切りは現状の受け入れ枚数がやや劣ることと、
現時点で三色の可能性が残るイーシャンテンに受けられないという点で、ワシは切りを推したいのう。
目の前の受け入れ枚数も大事じゃが、
ドラがなく打点が見込めないような手では、高打点への変化も重要だと思うぞい。
麻雀マラソン開催中!
詳しくはこちら