神様の麻雀『何切る?』

第六十四問

2 0本場 南家 3巡目
持ち点25000 トップ目27000
ドラ
北
わしは麻雀の神様じゃ。
9月に入ったが、
まだまだ残暑が続くのう。せめて麻雀では、
気持ちよくトップをとりたいところじゃ。そのためにも、今日は勝つための一打について
考えていくぞい。
では、わしの解説を参考に
振り返ってみるのじゃ。
神様の解説

わしは七索切りを推すぞい。

問題の局面は、まだ3巡目となっておる。

テンパイまでの効率だけを考えるのではなく、

この手牌が大きく育っていく可能性を逃さないように

していきたいところじゃ。

二萬二萬三萬を1メンツ、八萬八萬を雀頭候補と考えれば、

六萬三筒六筒七索のくっつきの形と捉えることができる。

この4種類の中で、最も受け入れが広いのは六萬切りじゃ。

しかし六萬を切ってしまうと、七萬七筒八筒と引いた時にできる

こういう最高形を逃してしまうというデメリットがあるのじゃ。

二萬二萬六萬七萬八萬三筒四筒五筒六筒七筒六索七索八索八筒ツモ

六萬の受け入れ枚数は19種63牌。

七索の受け入れ枚数は17種58牌。

この程度の違いであれば、高打点の可能性を追った方が得と言えるじゃろう。

ちなみに三筒もしくは六筒は、14種46牌の受け入れとなっておる。

これだと打点の可能性も受け入れ枚数も少ないということになってしまうので、選ばない方がよいじゃろう。

七索以外の選択では、九索引きでタンヤオが崩れる

という点にも注意が必要じゃな。

678の三色同順を見るだけなら三萬切りも思い浮かぶかもしれんが、リャンメンを潰してカンチャンを残すのはいささかやりすぎというもの。

テンパイ効率をさほど落とさず、最高形を逃さないようにする。

バランスのとれた一打を心がけることが重要じゃ。

この教訓を活かしてゲームを開始する!!
第四回全日本麻雀覇道戦第2期開催中

第四回全日本麻雀覇道戦開催中!
詳しくはこちら