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麻雀力向上委員会
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第48回
議題
筋牌を切る時の安全度の考え方
泰造くん。この前頼まれていた牌譜の添削が終わったよ。
大分成長したねー。びっくりしたよ。
へへー!こう見えて頑張って勉強してますからね!
非の打ち所がない半荘だと自分でも思ってました。
それじゃあ、さらなる進歩を目指して、泰造くんの実戦譜から、ひとつ役に立つテクニックを伝授しよう。
下の牌譜を見てごらん。
あ!これ覚えてます。
わぁ!親でタンピンドラ1のテンパイね。しかも3メンチャン。
先制リーチ受けてるけど、これは追っかけリーチね。
そうなんだよね!
けど、
を切って放銃しちゃったんだよね。
あらホントだわ。
を切ると対面の人のあがりになるわ。
でもこれはしょうがないわね。
ホントにそうかな?
確かに勝負手のリーチ宣言牌で放銃してしまうのはしょうがないけど、
切りと
切りのどっちがいいかは考えたことあるかな?
そんなのどっちも一緒じゃないんですか?
むしろ、端に近い
のほうが安全だと思います。
そうだね。
基本的な考え方はそれで問題ないんだけど、今回の場合は少し違うんだ。
ポイントは、対面が
と
を切ってることだね。
どういうことかしら?
と
の有無で何が変わるのか分からないわ。
じゃあ、ふたりとも下の表を見てごらん。
これは、この牌譜の場合において
と
がロンされるケースを想定したものだよ。
あれ?
こうやって見ると
のほうがロンされる確率が低いよ。
確かにそうね!
こんなこと考えたこともなかったわ!
今まで愚形待ちなんて考えてもムダだと思ってリャンメンに当たるかどうかしか考慮してなかったわ!
そう。実はこの局面は
のほうが放銃する確率が低いんだよ。
ポイントは、どうせリャンメン待ちにはどちらも当たるのだから、それ以外の待ちに当たる可能性がどれくらいあるかを考えることだね。
うわーすごい!
今までこういうのは仕方ないと思ってましたけど、全然そんなことなかったんですね!
結論
・リャンメン以外の待ちに当たる
可能性を考えて切る牌を選ぼう!
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