南2局 0本場 北家 7巡目
持ち点20800点 トップ目41600点
わしは切りを推すぞい。
問題の手牌を並べ替えるとこんな感じじゃな。
引いた牌によって選択が大きく変わる手牌じゃが、
ここでは最も選択の幅が広がるツモの場合について解説していくぞい。
まず、この手は三色同順を狙いつつ、
タンヤオやピンフを上手く使ってあがることが重要じゃ。
おすすめの切りは、
狙う役やあがりの形を自分では確定させず、
ツモのリズムに合わせるという打ち方じゃ。
これから来る牌たちの顔色を伺いつつ、
あがりまで素早く進められるのが特徴じゃ。
このあとは下記のように進行していくぞい。
色々な牌を受け入れようとしていたところから一変して、
イーシャンテンに変化する「決断の時」じゃ。
・手牌
ツモ→
切りで索子の3面待ちとピンズでピンフ狙い
ツモ・
→
切りで345か456の三色同順狙い
ツモ→
切りで
の受け入れを残しつつ、456の三色同順狙い
ツモ→
切りでタンヤオ、ピンフを見つつ、345の三色同順への手変わり狙い
ツモ→
切りで索子の3面待ちを活かしつつ、345の三色同順狙い
ツモ→
切りで345の三色同順狙い
ツモ・
→
切りで456の三色同順狙い
牌たちから送られてくる合図に合わせて三色同順の狙い目を絞ったり、
時にはタンヤオやピンフを諦める事も重要なポイントじゃぞ。
問題の手牌から先にを切った形では…
あがりに真っ直ぐ向かおうとすると、
か
のどちらかが確実にいらなくなってしまい、
宙ぶらりな牌になりやすくなってしまうのう。
また、小さな差じゃが、
これらの三色同順が狙えなくなってしまい、
「捨牌と合わせてハネ満が出来てるではないか!トホホ…。」
という事にもなってしまうので要注意じゃぞ。
ちょっとマニアックな内容になってしまったが、いかがじゃったかな?
知れば知る程面白い、そんな問題を、また来年も楽しみにしていておくれ。
本年も一年間読んでくれた事に感謝しとるぞい。
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