南3局 1本場 西家 1巡目
持ち点23100点 トップ目38100点
わしは切りを推すぞい。
三色同順か一気通貫を狙えそうな絶好の配牌に、第1ツモは急所のじゃ。
心躍るような気持ちで最高打点を目指して…といきたいところじゃが、勝負を決める局面じゃから、じっくりと考えていきたいのう。
この牌姿の主な打牌候補は、・
・
の3つじゃな。
それぞれの打牌についてじっくりと考えていくぞい。
・切り
まずは、オススメのから解説するぞい。
手牌の変化も柔軟に対応できて、345、456の三色同順とピンフを狙う選択じゃぞ。
・
待ちのリャンメンターツを切っていくのは抵抗があるかもしれんが、雀頭を作りたい場合は、連続で持っている形を残すのがポイントじゃ。
このあとは、ツモの時はタンヤオを優先し、リーチとツモでハネ満を目指すのじゃ。
(例1)ツモでタンヤオ優先のイーシャンテン
それ以外の場合は、三色同順を狙いながら高打点を狙える手牌にしていきたいのう。
(例2)三色同順のイーシャンテン
(例2)の牌姿の時、・
・
でピンフ赤赤のテンパイが取れて、かつ待ちも
・
・
の三面待ちにできるのが
切りの良い所じゃな。
・
ツモの時は待ちは悪くなるのじゃが、ハネ満、倍満まで狙える大物手になるぞい!
もしを早い巡目にツモってきた場合は、ツモ切りがオススメじゃ。
打点を維持するのはもちろん、相手から見た時に安全牌がわかりにくくする効果もあるぞい。
・切り
タンヤオをより重視した選択じゃな。
マンズが待ちになった時に・
待ちを作れるのも良いのう。
この選択で最も嬉しいのは、をもう1枚ツモってきた局面じゃ。
(例3)切りの後
ツモで雀頭完成
345の三色同順の変化はもちろん、ピンフ赤赤のテンパイはあがりやすい待ちにすることができるぞい。
ただし、切りをした場合は、一度でもソーズが雀頭になってしまうと、三面待ちを作りにくくなってしまうのが弱点じゃ。
(例4)ソーズが雀頭になったイーシャンテン
仮に、切りの後のイーシャンテンと見比べてみるといかがじゃろうか。
(例5)切りのあと、ソーズが雀頭になったイーシャンテン(例4)との比較
→・
・
で雀頭入れ替え
→・
で雀頭入れ替え
点数の欲しい状況だからこそ、打点も待ちも欲張りたいところじゃな。
・切り
345、456の三色同順だけではなく、マンズの一気通貫まで狙う一打じゃな。
ただし、この狙いには、いくつかの弱点があるので注意しておきたいのう。
・ソーズの三面待ちの可能性がなくなる
・一気通貫を狙うと・
の2度受けになってしまい、テンパイやあがりが難しい
・一気通貫を狙うとが雀頭になる時以外は満貫の可能性も低くなる
(例6)満貫になりにくい一気通貫テンパイ
を切る人の多くは、一気通貫が狙いにくいというのをイーシャンテンで知ることになるのじゃが、その後345、456の三色同順に狙いを変えたとしても、完成しない場合の有効牌が少なく、テンパイが遅くなってしまうのが弱点じゃな。
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