東4局 0本場 西家 5巡目
持ち点24100点 トップ目32100点
わしは切りを推すぞい。
タンヤオに赤ドラ2枚の牌姿を見ると、「どうやって使い切るのがいいかのう…」とつい考えてしまうのじゃが、今回は赤ドラが使い切れなくても高打点を目指すのが狙いじゃ。
この牌姿の主な打牌候補は、・
・
・
の4つじゃな。
それぞれの打牌について考えていくぞい。
・切り
ピンフのイーシャンテンに変化するの受け入れを消す代わりに、
・
・
の3種9枚のテンパイチャンスを作る一打じゃ。
七対子一直線!!とはせずに、この形のままタンヤオ・ピンフも狙うのが醍醐味じゃぞ。
このあとは、・
ツモで七対子テンパイなら、一度
待ちにして、さらに良い待ちに変えてリーチを打つのがオススメじゃ。
リーチ宣言牌がになるため、
・
・
・
の単騎待ちも出あがりしやすい待ちになり、トップ目のオリ打ちも期待できるぞい。
もし、イーシャンテンの時に先にをツモってテンパイした場合は、
・
のうちどちらか安全そうな方を手牌に残し、1・9・字牌などのあがりやすい待ちに変えてリーチを打つのじゃ。
ハネ満テンパイじゃからとタンヤオ牌でリーチをせず、満貫をあがりやすくする工夫が重要じゃな。
タンヤオやピンフのイーシャンテンになる、・
・
・
・
・
・
・
(8種26枚)を先に引いた場合は
か
切りで、より幅広いイーシャンテンに変化させるぞい。
が使えない形になってしまうが、代わりに得られる強力な七対子が魅力的な一打じゃのう。
・切り
を確実に使い切るための選択で、中級者~上級者の多くが選択したかもしれんのう。
しかし、今回の問題では七対子のイーシャンテンを拒否する打牌になってしまうのがミソじゃ。
もし下記のような手牌だったら切りが1番良いかもしれんのう。
(例1)
多くの場合を使い切るための
切りが正解となるのじゃが、今回のように七対子がある場合は役を優先するほうが打点力に繋がるぞい。
・切り
切りと似ているが、こちらは打点や受け入れ枚数を犠牲にしてでも
・
待ちをあがりやすくしようという狙いじゃな。
ただし、今回の場合は雀頭がになりやすくなる打牌をしてしまうと、必然的に
がいらない形になってしまうのじゃ。
切りは下記のような手牌の時に使ってみたい一打じゃな。
(例2)
この形じゃと、ツモの時に、ソーズの3面待ちにするか、ピンズのリャンメンで456の三色同順を狙うか選択できるので、優秀な1打になるぞい。
打点を下げすぎず、役の可能性も減らさずに先切りを使いこなせたらRtアップも間違いなしじゃのう。
・切り
七対子の待ちをより良くするための1打じゃな。
しかしながら、タンヤオ・ピンフ・456の三色同順の可能性を消してしまい、完全に七対子狙いの手牌になってしまうのが難点じゃ…。
せっかくのチャンス手じゃから、幅広く役を狙えるように手を進めたいのう。
今回の問題は七対子狙いがポイントじゃったが、例に出た牌姿のように、少し形が違うと神様の答えも変わっていくぞい。
全て読んでくれたおぬしなら、スキルアップすること間違いなしじゃ!
ぜひMaru-Janでも活用してみておくれ。
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