東2局 | 0本場 | 南家 3巡目 | |
持ち点25000点 | トップ目28000点 |
わしは 切りを推すぞい。
牌効率だけ考えれば当然孤立している を切るのが良いが、ドラがない手牌なので手役の可能性は残したいところじゃ。
赤やドラが手牌に組み込まれている場合は、素直に を切るのも有力な選択じゃな。
では今回の牌姿で、最初に考えるべき手役は三色同順じゃな。
789の三色同順を作るために必要な牌がすでに7枚あるので、 は残しておきたいのう。
しかし、三色同順を一直線に目指した打 では、
か
を引くのが必須になってしまい、窮屈な手牌になってしまう。
実は、この手牌では三色同順以外にも狙える手役があるのじゃ。
打 で
を残して三色同順を狙いつつ、
、
、
を引いたときには雀頭を固定する打
とすれば、三色同順だけではなく、筒子の一気通貫も同時に狙うことが出来るんじゃ。
を引いたときは打
として、
、
を引いたら素直にピンフのテンパイを取り、その前に
か
を引いたら確定の三色同順を優先してどちらかの両面を切っていくのが良さそうじゃな。
を引いたときは789の三色同順が崩れた格好になるので、そのときは打
でピンフの完全イーシャンテンに取るのが良いかのう。
時には妥協することも大事ということじゃな。
一見 切りと同じように見える打
は、筒子が伸びて一気通貫が狙えるときに雀頭がなくなってしまい、打
は
や
を引いたときの形が、打
のときの形より劣ってしまうのう。
特定の手役を狙うときも、他の手役の可能性や妥協点も考えつつ、柔軟な選択を手牌を進めることが大事じゃな。
どんどん寒くなるが、風邪を引かんように暖かくして過ごすのじゃぞ。
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