神様の麻雀『何切る?』

第六十七問

1 0本場 南家 3巡目
持ち点25000 トップ目25000
ドラ
七筒
わしは麻雀の神様じゃ。

じめじめした日が多くて、梅雨明けが待ち遠しい季節じゃのう。今回は、どんな最終形を思い描いて選択をするか、という問題じゃ。
 
それでは、わしの解説を参考に
振り返ってみてくれい。
神様の解説

わしは 二筒 切りを推すぞい。

3巡目にしてこの手牌になったからには、あがるだけでなく高打点に仕上げたいのう。このような受け入れが広くてすぐに良い形でテンパイができそうな手牌のときは、単純な受け入れの枚数よりも「嬉しいテンパイ」の枚数を重視するのが大事じゃ。

では、主な打牌候補をそれぞれ検討していくぞい。

六萬切り

四萬五萬六萬二筒三筒四筒五筒二索三索三索四索五索六索

一筒二筒四筒五筒六筒三索あたりが嬉しいツモじゃ。特に六筒はどれも高打点の三面待ちになる素晴らしいツモじゃのう。他にも、四筒はタンヤオ+ピンフと高めが456の三色同順という魅力的なツモじゃな。打牌候補の中で三面待ち以上になるツモが一番多いのは六萬切りじゃが、安めだとピンフだけになってしまうようなツモが多いのは少し不満じゃな。

二索切り 

四萬五萬六萬六萬二筒三筒四筒五筒三索三索四索五索六索

受け入れが一番多く、高打点を見据えた一打に見えるが、三萬四萬八萬二筒五筒のような即リーチに踏み切りづらい難しいツモが多いのが難点じゃな。

二筒切り

四萬五萬六萬六萬三筒四筒五筒二索三索三索四索五索六索

嬉しいツモは

三萬六索を切ってピンフ+345の三色同順+高めタンヤオ

五萬:タンヤオ+ピンフ+高めイーペイコー

六萬:ピンフ+高めタンヤオの三面待ち

七萬:タンヤオ+ピンフ

一索六索を切ってピンフ+高め345の三色同順

三索:タンヤオかピンフ(もしくは両方)の四面待ち

四索六索を切ってタンヤオ+ピンフ+高め345の三色同順

七索:タンヤオ+ピンフ

の8種類もあって、高めのツモが満貫や、最低でも中打点は確保されているようなテンパイが多いのが良いのう。

六萬切りや二索切りのとき、最も嬉しい六筒ツモでテンパイしないので、一見裏目のように感じるが、三筒と入れ替えて456の三色同順が期待できる、さらにパワーアップしたイーシャンテンになるのもポイントじゃな。

今回のようなテンパイする牌がたくさんある受け入れの多い手牌では、出来るだけ打点と良形のバランスが取れた牌を選ぶのがオススメじゃ。

こんなチャンス手は1半荘で何度も来ないからのう。やりすぎはよくないが、時には欲張るのも大切じゃぞ。

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