第2回
議題
配牌もツモも悪いときの、
守備について
前回『配牌が悪いとき』はチャンタなどを目指すという結論だったが、狙っても、あがれないときはある。そこで守備について考えてみよう!


あがれないときが多いです!相手のテンパイが早かったり、
どんどん鳴かれて何もできずに終わってしまいます。
でも、守るだけなんてつまらない…麻雀はあがるから楽しいんです!

確かにそうね…あがることが麻雀のおもしろさだもの。
でも、配牌が悪いのにどうやって守備をしたらいいの?
もちろん、あがることは楽しいけど、守らないと勝てないことが多いんだ!
配牌が悪いからこそ、出来る守備があるんだよ。
実は先日、今回の議題にぴったりな牌譜を見つけたから紹介しよう。
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東一局でバラバラな配牌。この人は、
配牌に一九字牌が多いことからチャンタを狙った。
しかし、有効牌を引き入れられない。
そんな時、この人は守ることを考えた。
北家が自風ではない
を鳴いたことで、
対々和や、混一色の手を考えた。
しかし、捨て牌は筒子や索子。そこで萬子の
混一色と考え、萬子と字牌を切らないようにした。
そして、東家も動いた!実際に鳴いたのは、
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。一見、タンヤオに見えるだろう。
でも、場をよく見ると東家の自風の
が出ていない。
もちろん、北家が持っている可能性もあるが、
東家が持っていた場合、それだけで2飜だ。
この人は、危ない字牌や萬子の牌を切らずに、
見事守り抜いてこの局は流局したんだ。
ノーテンで1500点は支払ったけど、
相手に振り込んでいたら、
それ以上になっていた。

すごい、相手の鳴きたい牌を止めてるわ!
字牌や必要そうな牌を切らないことで、放銃を防いだり、
相手の手を進めないようにできるのね。

そう、無理にあがりを目指さずに、守備を固めることもとても重要なんだ!
もちろん、ずっと守備をしていたら勝てないが、チャンスは必ず来る。
だから、どんなときも諦めず、今出来ることを考えて打つことが大切なんだよ。

守備にも相手の必要な牌を「止めた」という達成感があるんですね!

そうだね、あがった時と同じように、守備にも達成感や面白さがある。
相手が打ちにくくなるように考えながら打ってみよう!
でも、ずっと守備をしていたら相手に勝てない。
次回は、あがりを狙いつつ放銃を回避する方法について検討しよう。
結論
・相手が打ちにくくなるように打つ
(字牌や必要そうな牌を切らない)
次回は、
放銃回避の方法について
検討しましょう。























