前回は手牌に応じて字牌をうまく活用しようという結論だったね。
今回は山を読んであがりやすい牌で待つ方法について検討しよう。
せっかくテンパイしてもツモれないし、誰もアタリ牌を捨ててくれないから
あがれません。運が悪いだけなんでしょうか。
なるほど。例えば他の人がいらない牌や持っていない牌で
待てばあがりやすいよね。
でも誰がどの牌を持っているかなんて分からないわ…。
そんなことはないよ。「山読み」という技術を使えば、
ある程度あがりやすい待ちを狙って作ることができるんだ。
「山読み」というのは、捨牌を見て山にどの牌が残っていそうかを推理する技術だよ。
先日、「山読み」をうまく活用している牌譜を見つけたから紹介しよう。
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局が始まってまもなく、上家がをポンした。
上家は索子の染め手のようで、他家も索子を
ほとんど捨てていない。
この状況から、みんな索子が必要か、
すでに索子をたくさん持っている可能性が
高いことが分かるね。
数巡後、左のような手牌になった。を切りそうだけど、
索子はみんな必要なようだし、・待ちになったら
あがりにくそうだよね。だからこの人は索子の
リャンメンターツを切っていったんだ。
すると運良く萬子の一通をテンパイし、
見事あがることができた。
手なりで索子待ちのテンパイを
していたらあがれていなかったね。
すごい!みんなが使わない牌を使えるって
お得ですね!
そうだね。でもこの打ち方は振り込む危険が伴うことも覚えておいて欲しい。
みんなが必要な牌を切っていくわけだからね。
他の人の手の進み具合を
考えなきゃいけないのね。
その通り。もし他家に遅れを取っていると感じたら、
素直にオリることも重要だよ。
では次回は七対子を意識しつつ柔軟に手を進める方法について検討しよう。
・「山読み」を意識して、
他家が使わない・持っていない牌で
待つことで、あがりやすくなる。
・「山読み」には振り込む危険も伴う。
次回は、七対子を意識して柔軟に手を
進める方法について検討しましょう。
「そんなこと言ったってやっぱり納得できない!こんなときはどうしたらいいの?」
麻雀力向上委員会では、納得できない牌譜、困った牌譜を募集しています。
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2010年9月に応募があった牌譜の中で、
トホホ牌譜賞・できすぎ牌譜賞に選ばれた
牌譜を、それぞれ1つずつ紹介しよう。
まずはトホホ牌譜賞に選ばれた牌譜から紹介するよ。
四暗刻をテンパイし、いざリーチ。
2巡後、カンできるをツモしたにも
関わらず、誤ってツモ切りしてしまい、
下家に放銃してしまった。
をカンしていれば次巡にツモあがっていただけに、悔やんでも悔やみきれない
一局になってしまった。次回こそは見事な四暗刻をあがって欲しい。
続いてはできすぎ牌譜賞に選ばれた牌譜を紹介しよう。
6万点持ちの独走状態での親番。
みるみるうちに手牌が変化し、
5巡目で四暗刻をあがり、
他家3人を同時にトビにしたんだ。
結果、10万点超えのトップを取ることができた。
これからも、こうした豪快なあがりをものにして欲しい!
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