第31回
議題
接戦のオーラスを
制する技術について
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今回は接戦のオーラスを制するための手作りのコツを教えるよ。
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競っているオーラスは色々考えることが多すぎて苦手だわ・・・
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そうだね。基本的に全員が前のめりになりやすいから難しいよね。
だからこそ、しっかりと構想をもって手を作ることが大切なんだ。
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接戦を制するポイントはリーチを打たずにアガれるようにすること。
それを踏まえた上で、配牌からどう手を進めるのかしっかり考えてみよう。
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う〜ん、とりあえず字牌の

か

ですかね?
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も

も役牌だから「リーチを打たない」ためには必要な牌だね。
さらにこの手牌からは123の三色やピンフが見える。
なのでこの場合いらない牌は

になるんだ。
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3巡目に

を引いてイーシャンテンになった後に

を引いたよ。
さあ、この局面はどうしようか?
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完全イーシャンテンになったから

を切りたいわ。
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完全イーシャンテンだから筒子さんの言うように

を切りたいところだけど、この人が切った牌はなんと

なんだ。
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でも

切っちゃうとテンパイする牌が減りますよ?
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そう。つまりこの人は

や

を暗刻にするテンパイを嫌ったってことなんだ。
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一刻も早くアガりたい局面なのになんでそんなことするのかしら?
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最初に説明したようにリーチを打たずに済むようにするためなんだ。
リーチを打ってしまうと他家の攻めに無防備になってしまうし、1000点出すことにより一時的に2着に落ちてしまうよね。
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そっかぁ〜。

や

が暗刻になるテンパイは役がないのか。
でも、

を切ればテンパった時に絶対ピンフになりますもんね。
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そうだね。さらに

や

をチーして三色のテンパイを取るのも有効だよ。
片アガリに抵抗がある人もいるかもしれないけど、状況に応じて手を作るのも良い成績を残すコツだから、しっかり覚えてね!
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結論
接戦時はリーチをしなくても
アガれる手牌進行を目指そう!

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