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第47回
議題
序盤の牌の選び方について
親の配牌でドラが暗刻の大チャンス手が来ました!
リャンメンも2つありますし、とりあえずいらなそうな牌を切っていきましょう!
たしかにとても良い配牌だね。
けどこういうときこそ、慎重に牌を選ぶ必要があるんだよ。
まずは
、
、
あたりを切っていくつもりですが、これにそんなに違いがあるんですか?
細かいけれど、違いはあるんだよ。
それでは、まずこの手牌のブロックを数えてみようか。
ブロックについては
第39回
で解説しているから、分からない人は読んでみてね。
、
、
、
の4つかしら。あがるには5つのブロックが必要だから、あと1つ足りないわ。
そうなんだ。
や
という中張牌からブロックが作れそうだけど、ツモってくる牌は分からないからね。
、
、
の中で一番ブロックが作りづらい牌を捨てていこう。
や
は、7・8・9のどれかを引くと、ブロックができますね。
は
を引いたときだけしかブロックが出来ないわ。
その通り。
字牌はその牌自体を引かないとブロックができないけど、1・9牌はその周りの牌を引いてもブロックができるという違いがあるんだ。
だからこの手牌からは
を切るのが正解だね。
字牌からはブロックが作りづらいのね。
私はなんとなく字牌を残してしまう癖があるから、毎回きちんと考えて選ぶようにしなきゃ。
なんとなく字牌を残して
を切ったら、
、
と順番に引いてきて河にメンツが出来てしまった、なんていう経験はみんなあるんじゃないかな?
こういうのは細かいけど、とても大切なことなんだよ。
次に、
を切ったあと、
を引いてきたよ。
これはどうする?
今度は
の代わりに
が来ましたね。
さっきと違って同じ1・9牌同士ですが、これにも違いがあるんですか?
そうなんだ。
同じ1・9牌同士を比べるときは、その牌の近くにある牌で価値が変わってくるよ。
これは手役が絡まない限り基本的には共通のものだから、パターンとして覚えてしまおう。
今回はその代表的なものを紹介するよ。
これをふまえて、さっきの手牌から何を切ったら良いかな?
、
、
の中では、
を持っているので
が一番いらないということですね!
そういうことだね。
今回の問題のような手牌は、
や
にくっついてリャンメンができてくれれば分かりやすいけど、いつも思うようなツモが来てくれるわけではない。
一見いらなさそうに見える牌でも、どれが一番いらないかを丁寧に選んでいくことが大切だよ。
こういう時はいつもなんとなく切る牌を選んでいたけど、今度から迷ったときはこれを思い出すようにするわ!
結論
・形は良いがブロックが足りないような
手牌では、孤立した1・9牌も大切にしよう。
・孤立している牌は、近くにある牌に
よって重要度が変わってくる。
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