オンライン麻雀 Maru-Jan 公式サイト
第５０回
議題
オーラスの手役の狙い方について
-
あー、今の半荘でトップがとれたら昇段だったのに、
ラスになっちゃいました・・・
-
見ていたよ。
ラスにはなってしまったけれど、全体的にうまく打てていたね。
ただ、オーラスはトップまでハネマンツモが必要だったと考えると、もしかしたら違う選択肢もあったかもしれない。
そのときの状況を振り返ってみよう。
-
-
をツモって、４５６の三色狙いで
を切ったんですよね。
-
三色を狙うなら２３４の方がよくないかしら？
私なら、
切りであくまで２３４を狙いそうね。
-
なるほど。
今回みたいに、ハネマンツモが必要という特殊な状況じゃなければ、泰造君の選んだ切りが一番よさそうだね。
２３４の三色を狙ってを切りたいという筒子さんの気持ちもわかる。
-
でもここは、２３４と４５６どちらの三色の可能性も残して、
切りというのはどうかな？
-
切り？
それはあまり頭にありませんでした。
-
受け入れ枚数が少ないから、普段なら選ばない牌だと思う。
ただ、どうしても手役を作りたいということを考えると、ここで２３４か４５６のどちらかを決めてしまうのではなく、イーシャンテンになるまで判断を先送りするという手もあるよ。
-
-
を切ってこの形に構えておけば、有効牌なら何を引いても三色のイーシャンテンになるんだ。
を引いてきたら２３４の三色、
を引いてきたら４５６の三色だね。
引きは２３４と４５６どちらにもとることができるから、その時点であらためてどちらの三色にするかを考えればいい。
-
少なくとも、を切るとイーシャンテンの段階で裏目を引くことがなくなるのね。
-
そういうこと！
どうしてもハネマンが欲しい今回みたいな特殊な状況に限る話だけど、時には手広さを捨ててでも、手役を狙いに行くことも必要だと思うよ。
-
また一つ勉強になりました！
よーし、次こそトップをとるぞ！
-
結論
・オーラスで条件がある時は、
手広さではなく
手役の完成しやすさを重視しよう。
