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麻雀力向上委員会
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第45回
議題
スジって安全なの?
うーん。リーチに安全だと思ってスジを切ったら
放銃してしまったわ。
スジは割と安全だって言うけど、
そんなことないですよね。
泰造君、筒子さん。
スジは無筋と比べれば安全であるというのは間違いないよ。
じゃあ今回放銃してしまったのはツイていないってこと?
いや、実はスジの中でも「危ないスジ」というものがあるんだ。
一番代表的な例がこれだね。これは2人とも知っているかな?
これは
を切って
「モロひっかけ」リーチですね!
リーチ宣言牌のスジは危ないっていうやつね。
これは私も知っているわ。
これは知っている人も多いよね。
それでは次に2つの牌姿を見てみよう。
ドラの
が対子のチャンス手ね。
これはAもBも
を切りそうだわ。
そうだね。それでは次に安全牌を引いたとしよう。
これはどうする?
Aの牌姿だと
は使わないから、
安全牌の
と取り替えそうです。
Bでは
も欲しいから、
を切るしかなさそうね。
そうなりそうだね。では最後に
を引いてテンパイしたら?
Aは
切りリーチ
Bは
切りリーチになりそうですね。
どちらの牌姿も自然な手順だったね。
それでは、それぞれの河がどうなっているのか見てみよう。
と
の順番が違うだけにしか見えないです。
そうだね。だけどその順番が大事なんだ。
Aではカンチャンを払ったから
不要になった
より
を持っていたのだけど、
Bでは
が手牌に必要だったから
より後に切られているんだ。
つまり、同じ
→
切りリーチでも、
Bのケースのように安全牌が間に挟まるだけで
スジとはいえ危険になってしまうんだ。
これは4→2だけではなくて6→8でも同じことだね。
モロひっかけと同様に、そのスジを切るときは
「危ない牌を切る」という覚悟を持って切る必要があるね。
結論
・危険なスジもあることを覚えよう
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